パッションフルーツの味と食べ方

パッションフルーツは甘酸っぱく南国の果実らしい味です。とても芳醇な香りが口いっぱいに広がります。

夏実（5月後半以降に収穫）は、酸味が抑えめの状態になり甘みがよくのるので、追熟しなくても甘味が感じられます。

冬実（3～5月に収穫）は、夏実に比べると酸味が強いため、しわが出るまで追熟すると酸味が少なくなり甘さが感じられます。

パッションフルーツの糖度は約15度～18度。マンゴー（約12度～15度）や柿（約15度～18度）と同じくらいの糖度です。 

パッションフルーツには種がたくさん入っていますが、そのまま食べることができます。噛むとパリパリとした楽しい食感です。そのまま食べる場合は半分に切ってそれをスプーンですくって食べます。

冬実の場合、酸味が弱いほうが好きであれば、皮に少しシワが出るぐらいまで待ちます。食べ頃になったら冷蔵庫で冷やして早めに食べましょう。なるべく長く保存したい場合は、果皮にシワがでる前にポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。